預貯金等の利率の基準になる代表的な金利は以下のとおり。
CD新発3ヵ月物金利・・・・・・・短期金融市場の代表的金利
国債指標銘柄流通利回り・・・・・・長期金融市場の代表的金利
自由金利となった現在では金融商品の金利は市場金利に連動するようになっています。厳密に言えば金利スワップなどのレートも関係してきますが、各金融市場の代表的な金利を追うことによりある程度の金利動向を予想することができます。
CD新発3ヵ月物金利は、短期金融市場の代表的金利でこの金利が動くことによって預入期間の短い金融商品の金利が改定されます。また、短期プライムレート連動の住宅ローンの金利もこれが基準になっています。
具体的に商品をあげると・・・・
預入期間の短い定期性預金、ヒット、MMFなど
国債指標銘柄流通利回りは、長期金融市場の代表的金利でこの金利が動くことにより預入期間の長い金融商品の金利が改定されます。また、住宅金融公庫の基準金利などの住宅ローン金利も改定されます。
具体的に商品をおあげると・・・・
預入期間の長い定期性預金、ビッグ、ワイド、公社債投信ど
これら基準となる金利は毎日変動していますが、それを基に各金融商品の金利は次のようなタイミングで変更されます。
銀行の定期預金・・・・・・原則毎週月曜日。ただし、週中で急激な金利の変動があった場合には、週中で見直すこともある。
ビッグ(貸付信託)、金銭信託・・・・・・毎月6日、21日。
ヒット・・・・・・・・・・・・・・毎月26日。
割引金融債、ワイド(利付金融債)・・・・・・毎月13日、28日。
定額貯金・・・・・・・・・・・・原則第1、第3月曜日。ただし、週中で急激な金利の変動があった場合には、週中で見直すこともある
ニュー定期・・・・・・・・・・原則毎週月曜日
公社債投信・・・・・・・・・・毎月20日
中期国債ファンド・・・・毎週水曜日
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