|
医療保障を備える際にまず最優先させるべきなのは、「すべての病気・ケガの入院」に対応する一般的な入院保険です。
とりわけ年齢とともに病気入院のリスクが高まるので、健康状態が悪くて入れなくなる前に加入しておくことが大切です。
入院保険には、定期付き終身保険などの主契約に特約で付けるタイプと、始めから単独で入れるタイプがあります。
死亡保障の必要な人は単独で入るより特約で付けたほうが保険料負担は軽くて済みますが、もともと医療保障しかいらない人は単独の保険に入るほうがムダのない保障設計となります。
ガンが心配で、一般的な入院保険だけでは保障が十分でないと考える場合、ガンの保障を厚くするガン保険に入る、あるいは、ガン特約を付けるなどの方法があります。
ガン以外の病気も力バーしたければ、男性の場合は成人病特約、女性の場合は女性疾病特約をつけ、対象となる病気入院の保障を厚くする方法があります。その他にも取扱機関によってさまざまな医療特約がありますが、あれこれ心配しすぎても保険料負担がかさむだけなので、基本的な入院保障があればあとは貯蓄でカバーするといった割り切りも必要です。
ガンにかかったり、脳卒中、心臓病で所定の状態になれば保険金が降りる3大疾病保障保険のような生前給付型の保険もあります。特定の病気や所定の状態になれば保険金が降りますが、その支払い要件は決して緩くないことを知ったうえで加入を検討すべきです。病気による障害を保障する保険、重度の慢性病を保障する保険なども相次いで販売されていますが、商品内容をよく知ったうえで加入を検討することが大切です。
|
|
● まず最優先で備えたいのは一般的な入院保障である
● ガンなど特定の病気のみを保障する保険もある
|
|
|